近頃の傾向として、本来、栄養を摂取するための食事であるはずのものが、「やせるための食事」だとか、「コレステロールを減少させる」など、ダイエットや 薬理的な効果を求めることが強く、「食べること」の基本からずれているように感じがします。メーカーや売り手もそこの商機を見出し、ますます栄養の効能を 訴える情宣活動になっているのが現状です。それだけ世の中に不健康な人が多い証拠かもしれませんね。
近頃の傾向として、本来、栄養を摂取するための食事であるはずのものが、「やせるための食事」だとか、「コレステロールを減少させる」など、ダイエットや 薬理的な効果を求めることが強く、「食べること」の基本からずれているように感じがします。メーカーや売り手もそこの商機を見出し、ますます栄養の効能を 訴える情宣活動になっているのが現状です。それだけ世の中に不健康な人が多い証拠かもしれませんね。
食糧消費の割合の変化
栄養バランスの変化
やはり行き過ぎた食の欧米化が問題のようです。油脂類の摂り過ぎは要注意です。今回、どの程度バランスが違うのか実際に 1 つの例として、朝食(和食と洋食、2つのメニュー)を用意し、計算してみることにしました。下が実際に用意した食事と計算で割り出した「 PFC バランス」の結果です。
いかがですか。やっぱり和食はバランスが良いですね。私も上記の食事について、それぞれの食品のパッケージに記載されている「栄養成分表」や 「食品成分表(五訂)」を見ながら計算したのですが、洋食の場合、どうしてもバターやドレッシングなど油を使うことが多くなり、脂質のカロリーが高いの で、全体のエネルギーを押し上げてしまうのが改めてよくわかりした。(ちなみで、今回使用したバター、ドレッシングのエネルギーは、それぞれ、 60kcal、59kcalです)。欧米諸国の食事全般の欧米の各国の「 PFC バランス」を見ても上記の洋食と同じようなバランス傾向があります。
私も油脂類の摂取の仕方には十分気をつけようと思いました。皆さんもどうです?自分でカロリー計算するとそのエネルギーの多さに驚き、食欲が減退し、下手なダイエット方法よりよほど効果があるかもしれませんよ!